「自社Webサイトを翻訳し多言語化したいが、ホームページ自動翻訳サービスの選び方がわからない」「無料で高機能のウェブサイト翻訳ツールは?」とお悩みではありませんか?
ホームページの自動翻訳サービスとは、ホームページ上のテキストを自動的に別の言語へ翻訳するツールまたはサービスです。Webサイトの多言語対応のニーズが高まり、今やビジネス成長に必要不可欠な存在です。
本記事では、ホームページ自動翻訳の機能や仕組み・活用方法、おすすめの自動翻訳ツールをご紹介します。また、ホームページ自動翻訳サービスを利用するメリット、無料ツールのデメリットや注意点も解説します。
「社内の予算の関係で費用を安く抑えたい」とのご要望にも、アップグレードなら国・地方自治体の補助金・助成金活用による最適な提案ができますので、お気軽にお問い合わせ下さい。また、「補助金」や「助成金」について詳しく知りたい方は別記事をご覧ください。
ホームページの自動翻訳サービスとは|機能と活用方法を解説
ホームページの自動翻訳サービスとは、Webサイトに掲載されたコンテンツや各Webページを自動的に他の海外言語に翻訳するツールやアプリのことを指します。
ホームページに掲載されている文章や画像が自動的にリアルタイムで翻訳され、短時間で大量の文章をスピーディーに処理し、海外の言語への翻訳や外国語からの和訳がスムーズにできるのが大きなメリットです。
ホームページの自動翻訳サービスは、Webサイトの多言語化を実現するだけではなく、各種企業の事業戦略やユーザー体験の向上にも直結するなど、ビジネスの成長には必要不可欠なツールであり、事業成功に向けて重要な役割を果たしています。
ここでは、ホームページの自動翻訳サービスの機能と活用方法について詳しく見ていきます。
ホームページ自動翻訳ツールの機能一覧
ホームページ自動翻訳ツールに搭載されている機能は主に以下の通りです。
自動翻訳 | 翻訳元のテキスト (文章や単語など) を入力すると、自動的に海外の言語に翻訳される機能。 AIが導入されたツールだと高精度でより正確に翻訳される。 |
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画像翻訳 | ホームページに掲載された画像に文章や単語が含まれる場合は、海外言語への翻訳や外国語からの和訳ができる。 |
Webページ全体の翻訳 | Webページの文章やナビゲーションメニューなどもすべて翻訳対象。 html・cssの構造を維持して翻訳されるため、レイアウトが崩れず見やすく表示される。 |
多言語対応の設定・管理 | 既存のWebサイトを多言語化する際に必要となるhreflangタグを自動的に生成し、各言語でのURL構造設定や管理する機能。 |
専門用語や固有名詞の単語登録 (カスタマイズ機能) | カスタマイズ機能のひとつとして、専門用語・業界用語・固有名詞を登録する機能。特殊な用語を登録しておくことで翻訳の精度を高め、訳文全体に一貫性を持たせることができる。 |
海外向けSEO対策 | 海外言語の検索エンジンでも上位表示されるように、海外向けSEO対策に特化した自動翻訳サービス(hreflangタグの自動実装など)もある。 |
ドキュメント翻訳 | PDFファイル・メモ帳・Word・PowerPointなどの文書ファイルを海外言語に翻訳する機能。パソコン内に保存したファイルを選択、またはドラッグ&ドロップの簡単に操作でスムーズに翻訳できる。 |
ホームページの自動翻訳サービスの2つの活用方法
ホームページの自動翻訳サービスの活用方法は、以下の通り2種類あります。
(1)ホームページのテキストを翻訳する
企業やお店のWebサイトに掲載されている商品概要や「よくある質問 (FAQ) 」など多彩なコンテンツの文章を海外言語にスムーズに翻訳できます。
日本語を母国語としていない海外のユーザーにも最新の情報やお役立ち情報を発信することで、グローバル市場の競争力向上にも直結します。
(2)自社サイトを多言語化する
自社サイト全体を多言語化対応にすることによって、海外ユーザーの範囲を世界各国に拡大し、海外からのお問い合わせが増える可能性が高まります。
海外に向けて各国で適切な言語設定を取り入れ情報発信することで、企業やブランドの認知度が高まり売上が増え、海外の新規ユーザーを獲得・リピーター客を増やす効果が期待できます。
海外向けのSEO対策にも注力して、適切なhreflang (エイチレフラング) タグを設定することで、世界各国の検索エンジンでも上位表示される効果が高まります。
ホームページの多言語化について、こちらの記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ホームページ(Webサイト)多言語対応の方法と作り方・手順を解説【全体フローあり】
ホームページの自動翻訳サービスの4つのメリット
次に、ホームページの自動翻訳サービスを利用するメリットについて詳しく解説します。
メリット①グローバル対策ができる
海外進出やグローバル化を目指す企業では、ホームページの多言語化対応は必要不可欠な要素です。
自社のWebサイトを多言語化対応にすることで、商品やサービスの特徴や魅力を複数の海外言語でわかりやすく伝え、ユーザーに訴求して購買意欲を高めることも可能です。
国内外の企業やユーザーから「グローバルな視点のある企業」と印象づけることでブランドイメージが向上し、好評価にも繋がります。
メリット②多言語ページ作成が容易になる(自動化で大幅な省力化を図れる)
ホームページを多言語化するには時間と労力がかかり、翻訳・校正・チェックを行う専門のスタッフなど人材の確保が必要となります。
一方、ホームページの自動翻訳ツールを導入すれば、ホームページの翻訳をリアルタイムで自動的に行うことができます。
自動翻訳サービスは英語・中国語をはじめ、アジア言語・欧米言語などのメジャー言語から、小さな島々で使われるマイナー言語にまで対応したものもあります。言語に沿ってそれぞれ個別にWebページを作成する必要はなく、自動的に複数の海外言語に翻訳されます。
翻訳のページ数や文字の量が多い場合でも、自動翻訳サービスを活用することでスピーディーに翻訳結果が反映されます。
メリット③UXの向上(正確な情報を伝え優れたUXを提供する)
UXとは
英語で「User eXperience」(ユーザーエクスペリエンス)の略で、ユーザーが商品やサービスの利用によって得られる体験を示す言葉です。
ホームページに自動翻訳機能を搭載することで、Webサイト内に言語切り替え機能が設置され、直感的な操作でスムーズに訳文を読むことができます。
ホームページの多言語化対応で、多くのユーザーが製品やサービスに興味を持って理解できるようになることで、お問い合わせや商品の購入、無料資料請求などの行動にも直結し、見込み客の獲得や売上向上の効果が期待できます。また、企業やブランドイメージアップにも繋がります。
メリット④コストを削減できる
自動翻訳サービスを導入することで翻訳作業の業務効率化を図り、人件費などのコスト削減を実現することができます。
一部の自動翻訳サービスでは自動更新機能が搭載されており、これを上手に活用することで、追加の翻訳費用を抑えられます。
自動翻訳サービスを導入する際には初期費用や月額費用がかかる場合もありますが、月額定額制が採用されているケースが多いので、文字数やページ数の大小に関係なく、低コストで運用できるのが大きなメリット。中長期的な視点から見れば、翻訳会社に発注するよりも対応がスムーズです。
翻訳会社に発注して納期を急ぐ場合は特急料金が加算され、ページ数や文字数が増えると費用が高くなることもあります。
ホームページの自動翻訳サービスの選び方|上手に選ぶ3つのポイント
ホームページの自動翻訳ツールの種類は豊富で、どれを選んだら良いか迷う方も多いのではないでしょうか。対応言語数・機能性・翻訳精度・料金体系など、各ツールの特徴や使い方にもさまざまな違いがあります。
ここでは、ホームページ自動翻訳サービスを上手に選ぶポイントを3つご紹介します。
自動翻訳精度で比較
ツールごとに翻訳精度にもそれぞれ違いがあります。スピーディーに翻訳結果が表示されていても、訳文の中で一部でも間違いがあるとユーザーの誤解を招き、企業やブランドのイメージダウンになることもあります。
一部の自動翻訳サービスでは生成AIが導入されており、専門用語など難しい用語を登録する機能が搭載されたものもあります。翻訳の精度がどの程度のレベルなのか把握するためにも、無料トライアルの利用をおすすめします。
バックトランスレーション(逆翻訳) を活用して翻訳精度をチェック
バックトランスレーション (逆翻訳) とは
1度翻訳された文章を元の言語に再び翻訳し直す作業工程です。
原文を翻訳先の言語に翻訳した後、バックトランスレーションを行うことで翻訳精度をチェックすることもできます。原文と訳文の意味や趣旨がほぼ一致していれば「翻訳精度が高い」と判定することができます。
機能やカスタマイズの自由度で比較
自動翻訳サービスを利用する際には、機能やカスタマイズの自由度にもぜひ着目してみて下さい。
一定以上の安定した翻訳品質を求めるなら、生成AIが導入されたツールや、辞書機能が搭載されたツールを選んでおくことをおすすめします。
とくに法律・医療など特定の分野での専門性の高い翻訳が必要である場合は、難解な専門用語を登録・管理する辞書機能が備わった自動翻訳サービスを選んでおくのが理想的です。無料版だと一部の機能が制限され、カスタマイズの自由度が低いです。
一方、有料版ではいくつかの料金プランが用意されています。無料トライアルの利用期間中に、必要な機能が備わっているか、カスタマイズの自由度について確認した上で、最適な料金プランを選びましょう。
無料トライアル期間の有無で比較
自動翻訳サービスではGoogle翻訳やWeblio翻訳のように、完全無料で使えるものと有料版があります。有料版の場合は2週間から最大1ヶ月程度の無料トライアル期間が設けられていますので、この期間にぜひ利用することをおすすめします。
無料トライアルの利用期間中での評価ポイント
・翻訳精度
・翻訳スピード
・使いやすさ
・セキュリティ対策
・サポート体制が充実しているか
・必要な機能が備わっているか
上記のチェックポイントを踏まえた上で、自社のニーズに見合う最適な自動翻訳サービスをお選び下さい。
自社のホームページは長期的な運用となりますので、有料版の自動翻訳ツールを利用する場合は、費用対効果を十分に考慮しましょう。
おすすめのホームページ自動翻訳サービス【無料・有料】
企業やお店のホームページやWebページを丸ごと翻訳する際には、インターネット上で使える無料の自動翻訳サービスや、有料の翻訳ツールを使う方法があります。
ここでは操作が簡単で、手軽に使いやすいおすすめのホームページ自動翻訳サービスをご紹介します。
その中で有料のホームページ自動翻訳サービスの利用を検討している場合は、事前に無料トライアルで使い心地を試しておくことをおすすめします。
ウェブサイト翻訳ツールの対応言語数・料金体系・機能・無料トライアル・運営企業情報を掲載しているので、ぜひ今後の参考にしてみて下さい。
Google翻訳【無料】
・約250言語対応でマイナー言語の翻訳にも最適
・Webサイト翻訳から画像・画像翻訳・ドキュメント翻訳まで完全無料
・ログインなしで使えるため複雑な操作や設定は不要
Google翻訳はテキスト・ドキュメント・画像・Webサイト翻訳の機能が備わっている自動翻訳サービスです。
2024年7月から新たに110言語が加わったことで、約250言語もの翻訳ができるようになりました。新たに追加された言語は中国語の方言である広東語や、海外の小さな島々で使われるマイナー言語まで豊富なラインナップです。
Webサイトを翻訳する際には、Google翻訳の画面上から「ウェブサイト」を選び、翻訳対象となるWebページを入力フィールドに入力するだけで、瞬時に翻訳結果が表示されます。
対応言語数 | 約250言語 (2024年7月上旬時点) |
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機能 | テキスト翻訳・画像翻訳・ドキュメント翻訳・Webサイト翻訳 |
料金体系 (税込) | 無料 |
丸ごと外国語対応できるTranslation AI (旧:Googleウェブサイト翻訳ツール)
・生成AI搭載の高精度な自動翻訳サービス
・メジャー言語からマイナー言語まで135言語以上の翻訳が可能
・申し込み時に$300 分の無料クレジットを進呈
従来のGoogleウェブサイト翻訳ツールは2019年1月にサービス終了、その後新たに登場したのが「Translation AI」。
ディープランニング (深層学習) と大量データによる技術から構築された生成AIによる最新言語モデルのLLM(Large Language Models)が備わった適応型翻訳が大きな特徴です。
ホームページを丸ごと翻訳するWebサイト翻訳機能に加え、音声ファイル翻訳や動画翻訳にも対応しています。
対応言語数 | 135言語以上 |
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機能 | ドキュメント翻訳・Webサイト翻訳・音声ファイル翻訳・動画翻訳 |
料金体系 (税込) | 【Translation API】 (Basic・事前トレーニング済みモデルを使用) 最初の50万文字 (1ヶ月あたり) 無料 50万文字 ~ 10億文字 (1ヶ月あたり) $20 (100万文字ごとに) 【Translation API】 (Advanced – カスタムモデルを使用) 最初の50万文字 (1ヶ月あたり) 無料 50万文字 ~ 2億5,000万文字 (1ヶ月あたり) $80 (100万文字ごとに) 【Translation Hub】 汎用的なモデル使用の翻訳プラットフォーム 各対象言語1ページあたり $0.15 基本的な機能に翻訳メモリ・カスタム翻訳モデル使用 各対象言語1ページあたり $0.50 【AutoML Translation】 カスタム翻訳モデル $45 ~ $300 (1時間あたり) |
無料トライアル | 新規申し込み限定で$300 分の無料クレジット進呈 |
GTranslate(ジートランスレイト)【無料】
・アプリのインストール不要、自動アップデートで最新の翻訳サービスを利用
・検索エンジンインデックス化、検索エンジンフレンドリーに対応
・有料版では翻訳後に手動の編集作業にも対応
・初回限定で15日間の無料トライアルあり
GTranslateは、中国語・韓国語などのアジア言語、英語・欧米言語・アフリカ言語まで、多彩な海外言語の翻訳に対応しています。
ホームページの自動翻訳機能の他にも検索エンジンインデックス化、検索エンジンフレンドリーにも対応しています。そのため、海外向けのSEO対策にも有利になる可能性が高いです。
対応言語数 | 104ヵ国語 (英語・アジア言語・欧米言語・アフリカ言語など) |
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機能 | Webサイト翻訳 (URL翻訳)・検索エンジンインデックス化・翻訳の編集 |
料金体系 (税込) | FREE 無料 CUSTUM $9.99 / 月 STARTUP $19.99 / 月 BUSINESS $29.99 / 月 ENTERPRISE $39.99 / 月 |
無料トライアル | 15日間 |
Weblio英語翻訳【無料】
・Weblio IDの無料会員登録後は、テキスト翻訳の音声再生速度を自由に調整可能
・訳文の音声再生機能が備わっている
・英単語帳・英語力診断・共起表現・英語類語など便利な機能を無料で使える
使い方は簡単で、Weblio英語翻訳の公式サイトにアクセスして、「ウェブページ翻訳」の文字をクリックして、翻訳対象となるホームページのURLを入力します。
和訳を行う場合は「です・ます体」または「だ・である体」のいずれかを選択すると、文末の語尾が指定した通りに訳されます。
インターネット上の無料の自動翻訳サービスであるため、Webページ内には広告が表示されます。広告を非表示にしたい場合は、Webブラウザで広告非表示に設定しておくと画面がスッキリして見やすくなります。
訳文の音声再生機能が備わっているため、語学を習得中の方は発音や聴き取りの勉強にも役立ちます。
対応言語数 | 英語・中国語・韓国語・日本語 |
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機能 | テキスト翻訳・Webページ翻訳・英語力診断・英語例文・英和和英辞典・音声再生機能 |
料金体系 (税込) | 無料 |
Yandex(ヤンデックス)【無料】
・多彩な言語ペアによる翻訳が可能
・会員登録不要、ログインなしで簡単に使える
・アジア言語・欧米言語など100ヵ国語以上の翻訳が可能
ロシアで検索エンジンシステムを運営しているYandex社が提供するホームページ自動翻訳サービスのYandex 。
Yandexでは英語・中国語・ロシア語をはじめ、100言語以上の翻訳に対応しており、ホームページの自動翻訳からファイル翻訳まで完全無料で利用できます。日本語から海外言語、海外言語からの和訳だけではなく、英語からドイツ語、フランス語から英語など、多彩な言語ペアによる翻訳が可能です。
Yandexの自動翻訳サービスを利用するにあたり、会員登録の手続きは不要、ログインなしで簡単に使えます。
対応言語数 | 100言語以上 |
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機能 | Webサイト翻訳・ドキュメント翻訳・画像翻訳・音声翻訳 |
料金体系 (税込) | 無料 |
DeepL Pro (ディープエル・プロ)【有料】
・スピーディーで高精度・セキュアな翻訳を実現【万全なセキュリティ対策】
・月払いよりも年払いがおトク【16%割引】
・有料版は30日間の無料お試し期間あり【キャンセルはいつでもOK】
DeepL Proの有料版では、個人向けプロジェクトに最適なStater (スターター) プラン、頻繁に使う方向けのAdvanced (アドバンスト) プラン、企業向けのUltimate (アルティメット) ブランが用意されており、ニーズや目的に応じて最適なプランを選択できます。
有料版には30日間無料お試し期間がありますが、まずは無料版のDeepL (ディープエル)から始めてみて、翻訳精度の高さを実感してみて下さい。
テキスト翻訳のみの機能を使う場合はアカウント登録なしでも無料で利用できますが、ファイル翻訳やその他の機能も合わせて使う場合は、先に会員登録の手続きを済ませておくことをおすすめします。
対応言語数 | 33言語・700言語ペア |
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機能 | テキスト翻訳・ファイル翻訳 (.pdf .docx .pptx)・用語ペア登録・用語集の共有 |
料金体系 (税込) | Starter 1,150円 Advanced 3,750円 Ultimate 7,500円 ※ユーザー1名あたりの月額換算 (年払い) Enterprise 要お問い合わせ |
無料トライアル | 30日間(Starter・Advanced) |
WOVN.io【有料】
・国内外の大手企業など18,000以上のWebサイトやアプリに導入【導入事例が豊富】
・多言語SEOにも対応可能で、タグの設定や各言語の独自URL発行も実現
・WOVN.ioの導入事例や活用法がわかる資料3点セットを公式サイトから無料ダウンロード可能
WOVN.ioでは多言語SEOにも対応可能で、タグの設定や各言語の独自URL発行もシンプルな操作でスムーズに実行できます。さらにコンテンツ自動検知機能も備わっています。元の言語で作成されたコンテンツの追加や更新の際に、自動的に検知される仕組みとなっているため、その部分だけを翻訳することも可能です。
約3,000もの業界・業種に特化したAI活用により、高精度・高品質な自動翻訳でグローバルサイトや越境ECサイトの多言語化をスムーズに実現できるのが強みです。
対応言語数 | 最大45言語・言語と地域の組み合わせは79のロケールに対応 (2024年2月時点) |
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機能 | 多言語翻訳・多言語サイトの運用支援・ファイル翻訳・動画翻訳・多言語SEO・アプリ翻訳・動的コンテンツ対応 (更新コンテンツを自動的に検知して翻訳)・辞書登録機能 (専門用語などの用語集作成)・AI翻訳 |
料金体系 (税込) | 要お問い合わせ・要見積もり ※料金は翻訳対象となるWebサイト・ページ数・PV数・言語数によって決定される |
無料トライアル | 要お問い合わせ |
WEB-Transer@ホームページ AI【有料】
・WAFとCDNの併用による万全なセキュリティ対策
・翻訳元のWebサイトに翻訳機能を設置するだけ
・文字数やページ数の大小に関わらず月額定額制で利用可能(大規模なホームページを運営する企業に最適)
「多言語化対応を検討しているが運用コストが気になる」「すでに多言語サイトを運用しているが、更新作業に手間がかかる」そのような悩みを解消したいなら、WEB-Transer@ホームページ AIがおすすめです。
翻訳元の日本語対応のWebサイトにWEB-Transer@ホームページ AIの翻訳機能を設置するだけで、Webページの構成やレイアウトはそのままで、文章をスピーディーに正確に翻訳できます。
ドメイン単位で定額での契約形態であるため、翻訳対象となるWebページや文字数が多いほどおトクになります。大規模なホームページを運営する企業に最適です。
公式サイト上には料金体系の詳細は掲載されていないため、コストが気になる方は事前にお問い合わせ下さい。WEB-Transer@ホームページ AIが初めての方を対象に、1ヶ月間の無料お試し期間がありますので、使い心地を試してはいかがでしょうか。
対応言語数 | 中国語 (繁体字・簡体字) ・アジア言語・欧米言語など23言語 |
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機能 | Webサイト翻訳・プレビュー編集・初回表示言語設定 |
料金体系 (税込) | 要お問い合わせ (ドメイン単位での契約・定額制) |
無料トライアル | 1ヶ月間 |
shutto翻訳【有料】
・2019年~2024年まで「LEADER」 (認知・満足度におけるもっとも高い評価) を獲得
・Webサイトにタグを設置するだけのシンプルな操作
・コンテンツ更新の際に自動的に多言語化されリアルタイムで反映
shutto翻訳の有料プランはエントリー・ベーシック・ビジネスの3タイプ、いずれも月額定額制で、全プランとも初期コストは無料です。翻訳の対象となるページ数・文字数・辞書登録単語数・利用言語数にはそれぞれ違いがありますので、ニーズに見合う最適な料金プランをお選び下さい。
基本の料金プランに加えて、プロの翻訳者に翻訳をおまかせするプロ翻訳、海外検索エンジン機能・ドメイン設定など、オプションサービスも充実しています。
shutto翻訳はITreview Grid AwardのWebサイト翻訳部門において、2019年から連続して2024年まで、「LEADER」 (認知・満足度におけるもっとも高い評価) を獲得しています。
対応言語数 | アジア言語・欧米言語など135言語 (2024年1月時点) |
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機能 | Webサイト翻訳・画像翻訳・コンテンツ編集機能・言語ボタン設置 (自動表示) |
料金体系 (税込) | 全プラン初期費用0円 エントリー 月額6,600円 (100ページまで・月50万文字まで) ベーシック 月額33,000円 (5,000ページまで・月250万文字まで) ビジネス 66,000円 (10,000ページまで・月500万文字まで) |
無料トライアル | 30日間 |
Myサイト翻訳【有料/無料トライアルあり】
・翻訳アプリ開発や人力翻訳・通訳事業で40年以上の実績のある会社が提供
・文法翻訳とAI翻訳の併用で高品質な翻訳サービス
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Myサイト翻訳は、翻訳アプリ開発や人力翻訳・通訳事業で40年以上の実績を誇る株式会社高電社から提供されている自動翻訳サービスです。
インターネット上で利用する自動翻訳サービスとは異なり、運用中のWebサイトに翻訳ボタンを設置するだけの簡単な操作で、ホームページの多言語化対応ができます。
PDFファイルを翻訳する機能や、翻訳されたWebサイトを多言語で読み上げる他言語音声合成機能など、実用的な機能が備わっています。SSL化されたWebサイトの翻訳や多言語SEOにも対応可能です。
対応言語数 | 121言語 ~ 最大131言語 |
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機能 | Webサイト翻訳・Webサイトの多言語音声合成・画像翻訳・ファイル翻訳 (PDFなど)・辞書機能 |
料金体系 (税込) | 要お問い合わせ・要見積もり ※要望や目的に応じて最適な料金プランを提案 ※単語登録・画像制作・訳質チェックサービスなどの有料オプションサービスを利用する場合は利用料と加算して請求される |
無料トライアル | 2週間 |
無料のホームページ自動翻訳サービスを利用するデメリット・注意点
無料の自動翻訳を利用することで翻訳作業にかかる時間が短縮化され、低コストでホームページの多言語化対応を実現できるのは大きなメリットです。しかし、その一方で、セキュリティや翻訳精度など、いくつかのデメリットや注意点もあります。
ここでは、無料の自動翻訳サービスを利用するデメリットや注意点について詳しく解説します。
セキュリティ対策が不十分
無料の自動翻訳サービスを利用する際には、情報セキュリティリスクに十分に気を配る必要があります。
機密情報・個人情報・重要なデータが外部に漏洩するリスク
とくに企業やお店で顧客の個人情報や取引に関する情報、製品やサービスに関する資料やデータなどを取り扱う場合は厳重に警戒すべきです。
「何度でも無料で使える」と安易な気持ちで無料の自動翻訳サービスを使い続けていると、気づかないうちに自社の重要な情報が外部に漏洩するリスクがあります。
インターネット上で使える無料の自動翻訳ツールの多くは、「ユーザーが入力した文章やデータを機械学習で使われる」といった趣旨が利用規定に含まれています。そのため、重要な機密情報や個人情報を入力すると、外部に漏洩するリスクが高くなるため要注意です。
【参照】無料翻訳ツールを利用するリスク「多くの無料翻訳ツールでは ~ リスクが問題視されています」
有料版と比較するとセキュリティ対策が不十分
無料の自動翻訳サービスは有料版と比較すると、セキュリティ対策が不十分です。自動翻訳サービスには複数の料金プランがありますので、契約前に無料トライアルを試してみて、セキュリティ対策が行き届いているかどうか、確認しておくことをおすすめします。
今回の記事でご紹介した自動翻訳ツールでは、DeepL PROやshutto翻訳がおすすめ。
Deep PROでは高度な暗号化技術が導入されていて、翻訳した内容がすぐに消去される仕組みになっており、重要なデータが外部に漏れることなく、安全に保護されます。
shutto翻訳の運営企業ではプライバシーマークを取得しており、それに準拠した万全なセキュリティ対策が行われています。
翻訳の精度は下がる
無料の自動翻訳サービスは有料版と比較すると、翻訳の精度が低い傾向にあります。文脈を正確に捉えるのが難しく、単語・文法の誤訳や、訳文が不自然な言い回しになることもよくあります。
そのため、無料の自動翻訳サービスはコーポレートサイトやECサイトの多言語化対応には不向きです。
さらに、正確な翻訳や表現豊かな訳文を希望するのであれば、翻訳後のネイティブチェックや校正の工程も必要不可欠となります。うかつに無料の自動翻訳サービスを使い続けていると、文章の意味や細かいニュアンスが伝わりにくくなり、ユーザーからの信頼が損なわれるリスクもあります。
専門用語などに対応してない
無料の自動翻訳サービスでは法律・医学・産業技術・金融などの専門用語には対応できないケースが多く、間違った意味に訳されることがあります。
一方、有料の自動翻訳サービスでは辞書登録機能や用語集の共有機能が搭載されたものもあり、難しい専門用語を登録して正確に翻訳することができます。また、一部の自動翻訳サービスでは多彩な業種に対応しているものもありますので、専門用語や業界用語の翻訳もスムーズです。
国の文化を理解した翻訳は難しい
ページ丸ごとの翻訳は可能ですが、国や地域の文化・風習を理解した翻訳は難しく、文法や語句をありのままに読み取って忠実に訳されます。そのため、訳文の一部にもちょっとした誤りや違和感があると、読み手に対して誤解を招き、不信感をもたらすこともあります。
無料の自動翻訳サービスには、ローカライズやネイティブチェックの機能は搭載されていません。国や地域の文化や風習を踏まえて読みやすい訳文に仕上げるには、翻訳先の言語を母国語とする翻訳者による翻訳や、ネイティブチェックを万全に行う必要があります。
ここまで、無料の自動翻訳サービスを利用するデメリットや注意点について解説しました。無料版を使う場合は、原文の文字数制限や一部の機能が使えないなどの制約が設けられている場合があります。大量のページや文章の翻訳、セキュリティ対策の強化、単語登録などの機能を拡張したい場合は有料版の利用がおすすめです。
ホームページの自動翻訳・多言語対応や補助金活用のご相談なら株式会社アップグレードへ
今回の記事では、ホームページの自動翻訳サービスの活用方法や上手な選び方・利用するメリット・デメリット・注意点について解説しました。おすすめのWebサイト翻訳ツールも紹介しているので、料金体系や機能性、サービス内容をぜひ比較してみて下さい。
ホームページの自動翻訳サービスを活用すれば、人件費などのコスト削減も実現できる
Webサイト・Webページを丸ごと翻訳する方法としては、翻訳会社に発注する選択肢もありますが、ページ数や文字数などボリュームが多くなると納期に日数がかかり、費用が高額になることもあります。ホームページの自動翻訳サービスを活用すれば、時間と労力をかけずに済み、人件費などのコスト削減も実現できます。
企業のグローバル化を目指すには、ホームページの自動翻訳以外にも総合的なサポートが必要不可欠
Webサイトの多言語対応で企業のグローバル化を目指すには、Webサイト翻訳ツールの活用だけではなく、Webマーケティングやコンテンツの更新など、総合的なサポートが必要不可欠となります。
株式会社アップグレードでは、ホームページ制作やWebサイトの多言語化対応、Webマーケティング事業を通じて、見込み客からのお問い合わせを増やし、Web集客の強化と売上増加に繋げるための仕組みを構築します。
ホームページの自動翻訳・多言語化対応や運用で、このような問題に直面してはいませんか?
・グローバル化を目指しているがWebサイトの多言語化で何から着手すれば良いのかわからない
・Webサイトの多言語化やホームページ運用の予算が決まっていてコストを抑えたい
・Webサイトの多言語化だけではなくコンテンツ更新・SEO対策・Webマーケティング戦略まで一任したい
ホームページの自動翻訳などグローバル化のサポートは株式会社アップグレードへおまかせ
このようなお困り事がありましたら、株式会社アップグレードにどうぞお気軽にご相談下さい。
アップグレードでは、ホームページ制作・運用・保守・管理、広告運用 (Web広告・SNS広告) ・SEO対策・Webマーケティング戦略、オウンドメディア構築・システム開発まで幅広く対応しており、豊富な知見と経験があります。
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中小企業経営の方々に寄り添い、補助金・助成金活用に関する最適な提案もできますので、メールフォームから24時間いつでもお気軽にお問い合わせ下さい。