「できるだけ安い費用でホームページを制作依頼するには」とお探しの方も多いのではないでしょうか。
安い費用でホームページを制作依頼したい場合、「フリーランス」が最も相場が安いです。しかし安さだけではなく、自社の目的・ニーズに適した依頼先を選ぶことも大切です。
この記事では、ホームページの制作依頼について網羅し、ホームページ制作依頼の流れ、費用相場、注意点・コツを解説します。
格安かつ魅力的なホームページを作りたい企業のWeb担当者や自営業の方は、ぜひ最後までご覧ください。
「品質は保ちつつ、費用を安く抑える方法はないか」とお悩みの方にも、アップグレードなら国および地方団体の「補助金・助成金」を活用したご提案ができますので、ご興味のある企業様はお問い合わせください。「補助金・助成金」について詳しく知りたい方は別記事をご覧ください。
ホームページ制作依頼3つの方法 金額相場別にまとめて紹介
主なホームページ制作の依頼先は、フリーランスやWeb制作会社があり、それぞれ相場も異なります。
ホームページ制作依頼の方法 | 金額相場 |
---|---|
自作 | 無料 |
フリーランス(個人) | 10万円〜30万円 |
Web制作会社 | 30万円以上 |
まずは、それぞれの依頼方法やメリット・デメリットを掘り下げていきましょう。
無料でホームページを自作する方法とメリット・デメリット
個人が無料でホームページを自作する方法
個人が無料でホームページを作るには、無料のホームページ作成ツールを使用します。
無料のホームページ作成ツールには様々なものがあり、ツールを選ぶ際は「機能」と「希望のホームページのジャンル」の2軸で見てみましょう。
- 機能
直感的な操作性、カスタマイズの豊富さなどの要素から、適したツールを選別しましょう。 - ジャンル
オウンドメディアや個人ブログ、ECサイトなど、どのようなジャンルのホームページを作成するかによって絞りましょう。
主な無料ホームページ作成ツールをご紹介
・WordPress(ワードプレス)
WordPressは、世界でもっとも利用されている無料ホームページ作成ツール。ホームページのフォーマットとなる「テーマ」を選択するだけで、ホームページを作成可能。
WordPressの詳細はこちら
・ペライチ
ペライチは、ページ数の少ないホームページを作成するのに適した無料ホームページ作成ツール。1ページ完結型のホームページやランディングページの作成に適しています。
ペライチの詳細はこちら
・Wix(ウィックス)
Wixは、700以上のテンプレートから好みのデザインを選んで、ホームページを作成できる無料ホームページ作成ツール。
Wixの詳細はこちら
・Jimdo(ジンドゥー)
Jimdoは、200万人以上のユーザーが利用する無料ホームページ作成ツール。いくつかの質問に答えると業種や目的に応じたデザインのホームページを作成可能。
Jimdoの詳細はこちら
無料のホームページ作成ツールを使った場合のメリット・デメリット
- メリット1:専門的な知識がなくても作れる
- メリット2:ホームページの更新作業費用がかからない
- メリット3:公開までのスピードが早い
メリット1:専門的な知識がなくても作れる
本来は「HTML」「CSS」などの言語を用いて、「コーディング」という作業をしなくてはホームページは作れません。しかし、無料ホームページ作成ツールは直感的な操作でホームページを作ることができます。
メリット2:ホームページの更新作業費用がかからない
ホームページは、アップ後も定期的に内容を見直し更新することが必要です。
更新費用の目安は、依頼先によって違いますが、1ページの更新につき1~2万円かかります。しかし、自分で無料でホームページ作成をすれば、更新は自分で行え、更新費用もかかりません。
メリット3:公開までのスピードが早い
本来は、ドメイン取得、サーバー準備、コーディング、デザイン、と、ホームページ制作には時間がかかります。しかし、無料ホームページ作成ツールであれば、これらの部分はホームページ作成ツール側で完了されている状態からスタートできます。
- デメリット1:デザインに限界がある
- デメリット2:機能が不十分
- デメリット3:わからなかった時にサポートが無い
デメリット1:デザインに限界がある
無料ホームページ作成ツールにはデザインテンプレートが豊富に用意されており、初心者でもおしゃれなホームページに仕上げることができます。しかし、細部まで拘り他社と差別化を図りたいなどデザインの要望が多いと、既存のデザインテンプレート内では満足できない可能性が高いです。
デメリット2:機能が不十分
予約機能、決済機能、顧客管理機能、マーケティング機能、訪問者の分析機能など、集客や売上アップのための機能の他、より利便性の高いホームページにするための機能が少ない場合があります。
デメリット3:わからなかった時にサポートが無い
パソコンが得意な人ならともかく、初心者の方には分かりにくいマニュアルしかなかったり、自力でネットで調べることになります。問題が発生した時に頼れる人がおらず、全て自分で解決しなくてはいけないというのは大きなデメリットです。
どんな人におすすめ?
個人が無料でホームページを作る場合、以下のような人には最適と言えます。
・ホームページを作る自分の人的リソースがある
・ある程度のデザイン・機能であれば良いと思える
・不明点は、自分で探して解決できる
ホームページ制作依頼の方法①フリーランスの予算相場とメリット・デメリット
ホームページ制作依頼の方法として、まず一つ目が「フリーランス(個人)」。
ここでは、フリーランスにホームページを制作依頼する方法について解説し、メリットやデメリット、注意点もお伝えします。
フリーランスに制作依頼する予算相場:10万円〜30万円
先述の通り、フリーランス(個人)にホームページ制作依頼をした場合の相場は、10万円〜30万円です。制作依頼をする中では最安値と言えます。フリーランスの場合、1人または少人数で対応するため、人件費などの余分なコストが削減されるケースが多いためです。
ホームページの種類・規模について具体的な事例を挙げると以下の通りです。
ホームページの種類・規模 | 予算相場 |
---|---|
10ページ程度のコーポレートサイト | 10万円程度 |
商品の広告宣伝や販促を目的としたLP (ランディングページ) | 5万円 ~ 30万円程度 |
この他には人材採用サイトやECサイトなどさまざまな種類がありますが、いずれもホームページの規模やページ数、デザインの品質や機能性などによって費用に格差が生じます。
そもそもホームページ制作の費用は、受注者側であるフリーランスや個人事業主が独自に設定しているため、同じ発注内容でも各事業者で格差が生じますので、事前に見積もりを取って費用感を把握しておくと良いでしょう。
フリーランスに制作依頼するメリット・デメリット
フリーランスに発注するメリットは制作費用が安いだけではく、この他には以下のようなメリットがあります。
- メリット1:ホームページを安い費用で制作してくれる人材が見つかりやすい
- メリット2:働き方が自由で土日や深夜の時間帯も可能で短納期にも対応できるケースが多い
- メリット3:制作作業をすべて自分で完結させて軽いフットワーク
メリット1:安く制作してくれる人が見つかりやすい
個人事業主としてホームページ制作を手掛けるフリーランスは、自宅の一室やシェアオフィスで仕事をしていて自分ひとりで仕事をするケースも多く、余分な人件費や設備費を削減してコストダウンを実現できます。
また、クラウドワークスやランサーズなど制作依頼先を簡単に見つけられるサイトも多いため、見つかりやすいでしょう。
メリット2:土日・深夜なども働いてくれることも多く、短納期なことが多い
フリーランスの場合は働き方が自由で労働日数や時間帯の縛りがありません。発注者が急ぎの納期を希望する場合は、土日の休日や深夜の時間帯にもフレキシブルに対応できるケースも多いです。
時間に融通が利くため、小規模なホームページ制作を依頼する場合は短納期でも対応してもらえます。
メリット3:すべて自分で行うため、フットワークが軽い
1案件につき複数名の制作スタッフが関わる制作会社と違い、1人で窓口や制作を行うため、余分な人件費や固定費がかかりません。直接連絡を取り合うことができ、早い対応や案件の即対応が期待できます。
一方、フリーランスに依頼するデメリットや注意点は以下の通りです。
- デメリット1:Webデザインやプログラミング、コーディングなど実務経験やスキルのレベルには差がある
- デメリット2:制作作業をひとりで請け負うため病気などの理由で連絡がとりづらくなり、納期に遅れる可能性がある
- デメリット3:個人事業であるため、制作会社と比較すると実績数が少ない
デメリット1:スキルのレベルに差がある
フリーランスひとりひとりのスキルや実務経験にはそれぞれ違いがあります。実務経験3年未満のフリーランスもあれば、制作現場で10年以上経験を積み重ねてきた中堅・ベテランのフリーランスもいます。
ホームページ作成をフリーランスに発注する前に、プロフィール・過去直近の制作実績・保有資格・得意分野などを確認しておくようにしましょう。
デメリット2:病気などで連絡が取れなくなるとどうにもならない
病気やケガなどの理由で業務が中断される場合に、連絡が取りづらくなる可能性もあります。入院や手術、家庭の事情などでしばらく仕事ができなくなった場合は、希望の納期に間に合わなくなるリスクもあります。
デメリット3:個人のため、実績数が少ない
制作会社と比較すると実績数は少ない傾向にあります。
10ページ程度のコーポレートサイトや1ページもののLPなど小規模な案件や難易度の低いであれば安心して一任できますが、100ページ以上の大規模なWebサイトなど、業務量が多い案件や難易度の高い案件だと対応が難しくなります。
どんな人におすすめ?
フリーランスによるホームページ制作は、以下のような人におすすめです。
・ホームページ作成の予算が限られていて、制作費用を安く抑えたい方
・コーポレートサイトなど小規模なホームページ作成を依頼したい方
・テンプレート活用など簡易的なホームページ作成を希望している方
\ 補助金・助成金を活用したご提案が可能! /
フリーランスへのホームページ制作依頼3つの方法
ホームページ制作を個人のWebデザイナーやフリーランスを探す方法や発注する方法として、主に3つの方法があります。
- クラウドソーシングサイトで発注先を探す方法
- SNSを活用する方法
- 人脈を活かして知り合いのWebデザイナーに依頼する方法
それでは各項目について具体的に詳しく見ていきます。
クラウドソーシングサイトで制作依頼
個人のWebデザイナーやフリーランスにホームページ制作を依頼する方法で、もっともポピュラーなのがクラウドソーシングサイトの活用です。
クラウドソーシングサイトとは
「インターネット上でホームページ制作などの案件を公開して人材を募集するサービス」を提供する求人サイトやマッチングサイトのことを言います。
代表的なクラウドソーシングサイトとしては、CrowdWorks (クラウドワークス) ・Lancers (ランサーズ)・ママワークス (mama works) ・ココナラ (coconala) などがあります。
クラウドソーシングサイトには発注側の企業や個人、受注者側のWebデザイナーやシステムエンジニア、Webライターなどフリーランスや個人の方が多数登録しています。
クラウドソーシングサイトでホームページ制作の発注先を探す場合は、事前に無料会員登録の手続きが必要となり、発注者側または受注者側から所定の手数料が差し引かれる場合があります。会員登録手続きの前には、クラウドソーシングサイト運営会社の利用規約を必ず確認しましょう。
SNSで制作依頼
Facebook・X (旧:Twitter) ・LINE・Instagram (インスタグラム) などのSNSを業務受注窓口として活用するフリーランスや個人の方も多いです。
SNSを有効活用すれば、SOHO求人サイトやクラウドソーシングの会員登録の手続きをしていない人でも、業務案件の受発注が可能となります。SNSのDM (ダイレクトメッセージ) 機能) を活用して発注者側と受注者側がコミュニケーションしてホームページ制作を発注します。
ただし、SNSでホームページ制作を依頼する際には、いくつかの注意点があります。
クラウドソーシングのように利用規約や手数料に関する規定がありません。基本的に個人間での受発注となりますので、自己責任の基に取引を行うこととなります。そのため、SNS以外にも電話やメールなど別の連絡手段を考えておくことも重要です。
また、納期や報酬に関するトラブルを未然に防ぐために、業務委託契約書などの書面の取り交わしを行うなど、万全な対策を行いましょう。
知り合いに制作依頼
IT関係に幅広いネットワークを持っている人なら、人脈を活用して知り合いの人にホームページ制作を発注する方法もあります。
知り合いの人から紹介された場合、お互いに顔の見えるお付き合いができるので安心感が得られます。また、紹介手数料などの費用がかからないので余分なコストが発生することもありません。
しかし、知り合いから紹介された場合、制作料金や納期に関する交渉がしづらくなるケースもよくあります。ホームページ制作を依頼した結果、なんらかのトラブルが発生した場合は、紹介してくれた人とも気まずくなり、人間関係がこじれる可能性もあります。
知り合いから紹介された場合でも、発注する際には業務委託契約書を締結するなど、ビジネス上に必要なやりとりは必ず行いましょう。
ホームページ制作依頼の方法②Web制作会社の予算相場とメリット・デメリット
ポータルサイトや会員制サイト、大規模なECサイトやプロモーションサイトなど、専門性の高いホームページ作成を希望する場合は、Web制作会社に依頼するのが得策です。
そこで、Web制作会社に依頼する際の費用相場、メリット・デメリット・注意点について解説します。
Web制作会社に制作依頼する予算相場:30万円以上
Web制作会社にホームページ作成を依頼する際の予算は、最低30万円以上確保しておきたいです。参考までに、Web制作会社に依頼する際のホームページ制作費用の相場はこちらです。
ページ数ごとの費用相場
1サイトにおけるページ数 | 費用相場 |
---|---|
10ページ以下 | 30万円~50万円 |
11ページ~50ページ以下 | 50万円~100万円 |
51ページ~100ページ以下 | 100万円~500万円 |
100ページ以上 | 500万円~ |
ホームページの種類別の費用相場
ホームページの種類 | 費用相場 |
---|---|
オリジナルのWebデザインで制作する場合 | 20万円~100万円 |
既成のテンプレートで制作する場合 | 5万円~10万円 |
ネットショップ・ECサイト制作 (商品数10件以下) | 50万円~100万円 |
ネットショップ・ECサイト制作 (商品数11件~100件以下) | 100万円~500万円 |
ネットショップ・ECサイト制作 (商品数101件~) | 500万円~ |
ホームページ作成で実際にかかる制作費用は各社でそれぞれ違いがありますので、事前に複数社で見積りを取って料金体系を比較してみて下さい。
Web制作会社に依頼するメリット・デメリット
ホームページ作成をWeb制作会社に依頼するメリットは以下の通りです。
- メリット1:安全性が高い (セキュリティ対策にも対応しているので信頼できる)
- メリット2:ホームページ制作専門の会社であるため実績が豊富
- メリット3:サポート体制がしっかりしている (運用保守管理・更新・サイトリニューアルにも対応)
メリット1:安全性が高い
経験豊富なスタッフにより、ただホームページを作成するだけにとどまらず、安全に運営していくためのセキュリティ対策にも特化しています。安全性と信頼性の高いWeb制作会社に依頼すれば、安心して一任できます。
メリット2:実績が豊富
Web制作会社では、コーポレートサイト・ECサイト・LP (ランディングページ)・採用サイト・ポータルサイトなど、目的やニーズに沿って最適なホームページを制作しています。多彩な業界・業種のホームページ制作を手掛けており、制作実績が豊富です。
Web制作会社のホームページを閲覧すれば、過去に手掛けた制作実績や取引企業名が掲載されているので確認しておくことをおすすめします。
メリット3:サポート体制がしっかりしている
Web制作会社では、経験豊富なスタッフによる丁寧なコミュニケーションで、運用後のサポート体制まで万全な体制です。
SEO対策・広告運用などのWeb集客施策、アクセス解析・更新作業・運用保守管理・セキュリティ対策など、長期的なサポートが受けられるのも大きなメリットです。
一方、デメリットと注意点は3つあります。
- デメリット1:フリーランスと比較すると費用が少し高くなりやすい
- デメリット2:企画・制作・テストなどの手順を踏むため公開までに時間がかかる
- デメリット3:更新作業に時間がかかる
デメリット1:費用が少し高くなりやすい
Web制作会社ではWebデイレクター・Webデザイナー・システムエンジニアなど、専門分野を活かして1案件につき複数名のスタッフが制作を手掛けます。そのため、人件費が上乗せされて制作費用が高くなる傾向にあります。ホームページに複雑なWebシステムを導入する場合や、ページ数が多い場合は数十万円から数百万円の費用がかかるケースもあります。
ホームページ制作依頼で費用を安く抑えるには、事前に複数社で見積もりを提示してもらい、費用を比較しておくことをおすすめします。自社のホームページを運営する上で、必要なコンテンツや機能について見極めておくことも重要です。
デメリット2:公開まで時間がかかる
Web制作会社にホームページの制作依頼をする場合は、納品するまでの工程がいくつかあります。一般的な手順では、担当者によるヒアリングや打ち合わせ、企画・Webデザイン・コーディング・システム構築・テスト・納品といった流れになります。
特に、ページ数が多い場合や難易度の高いシステムを導入する場合は、ホームページ制作依頼からインターネット上に公開されるまでに時間がかかります。
デメリット3:更新に時間がかかる
Web制作会社に更新作業を依頼する場合に、新しいシステムを導入する場合は、設計・構築・開発・テストなどの工程を経てリリースされるので、長い時間を要することもあります。
その他、既存のホームページに新しいコンテンツを追加する場合は、情報収集・Web集客施策・ライティング・修正などの作業手順をともなうため、更新作業に時間がかかります。
どんな人におすすめ?
Web制作会社に制作依頼するのは、このような方におすすめです。
・納期を急いでいない方
・ポータルサイトや大規模なECサイトを作成したい方
・ホームページ制作の予算にゆとりがある方
・ホームページ制作から運用保守管理・セキュリティ対策まですべて一任したい方
・ホームページの更新・リニューアルも依頼したい方
・SEO対策・広告運用・アクセス解析など集客施策やWebマーケティングも依頼したい方
・ホームページ制作とWebシステム導入を希望する方
・補助金・助成金活用によるホームページ制作をご希望の方
Web制作会社にホームページ制作依頼したいけど費用がネック…というお悩みなら株式会社アップグレードにご相談ください
株式会社アップグレードでは、零細・中小企業向けにコーポレートサイト・WordPressサイト・グローバルサイト・採用サイトなど、用途やニーズに応じて最適なホームページ制作を手掛けます。
企業活性化や販路拡大を目的とした補助金・助成金活用によるホームページ制作にも対応しており、丁寧なヒアリングで最適な施策を提案できるのが強み。
ホームページ制作に関するお問い合わせやお見積りの依頼は、メールフォームにて24時間対応していますので、お気軽にご相談ください。
\ 補助金・助成金を活用したご提案が可能! /
ホームページ制作費用を安く抑えるコツ3選
WordPress(ワードプレス)テーマを利用する
通常、ホームページ制作には高度な知識や技術が必要ですが、とくにWeb制作に関する専門的な知識を持たずとも制作可能な「CMS」を活用する方法がおすすめ。
CMSで最も有名なのがWordPress(ワードプレス)です。WordPressには無料で配布されているテーマも多く、基本的にレスポンシブデザインです。この他にも無料のテーマやプラグインが多いので、必要に応じて導入すれば機能性と利便性が高くなり、ホームページの制作コストは安く抑えられます。
もしオリジナルでWordPressのテーマを作りたければ、以下の記事が参考になります。
【保存版】WordPress初心者が独学でWebサイトを作るために必要な7つの学習ステップまとめ|DAINOTE(株式会社インディバース)
自社で素材を用意する
ホームページ制作には、ページに配置する材料が必要です。ホームページに載せる文章も素材ですし、一つ一つの写真や画像も素材です。可能な限り自社で素材を用意すれば、デザイン制作費用や撮影費用を節約することができます。
助成金や補助金を利用する
下記のような補助金制度や助成金制度を活用して、ホームページ制作費用を安く抑える方法もあります。
補助金制度や助成金制度
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- 事業再構築補助金
- ものづくり補助金
- その他地方自治体による取り組みでホームページ制作費用を補助する制度
ただし、補助金や助成金は国や地方自治体による公的な制度であるため、申請期間が限られており審査基準が厳しいものもあります。申請書類を準備するのに手間がかかり、審査に通過した後に補助金の対象となる事業を始めて、完了した後に支給される仕組みです。
補助金制度や助成金制度のメリットやデメリットを踏まえた上で、上手に活用しましょう。
詳しくは、こちらをご覧ください。
【2023年最新】ホームページ制作で使える補助金・助成金まとめ
ホームページ制作依頼で外注するときに失敗しないための8つの注意点
ここでは、ホームページ作成を外注する際に失敗しないための対策と注意点を解説します。
- ホームページ制作を行う必要性と制作目的の明確化
- ホームページ制作に必要な予算を決定する
- いつまでに仕上げれば良いのか納期を設定
- ドメイン・サーバー・ホームページの所有権を決定する
- 過去の制作実績・ポートフォリオを確認
- デザインからコーディングまで一貫して対応しているか確認
- 納品後の保証などサポート体制について確認
- ホームページ運用後の保守・メンテナンスを誰が行うのか確認
ホームページ制作の目的を明確にする
ホームページ制作依頼前の準備段階として、目的を明確化しておくことが重要です。目標や目的、方向性を明確にすることで、より満足度の高いホームページが完成します。
また、発注者側と受注者側 (制作会社やフリーランスなど) の間で、制作目的や目標について情報共有しておきましょう。
企業案内 (コーポレートサイト)・新入社員募集 (人材採用サイト)・商品やサービスの紹介および販促活動 (ECサイト・LP)・お役立ち情報や最新情報の提供 (ブログ) など
どのような人をターゲットにするのか、対象となる年代・性別・職業・生活スタイルなどユーザー層を明確化する
必要な予算を決める
制作にかかる費用は極力安く抑えたいですが、あまりにも安価だとWebデザインやコンテンツの質が低下する可能性もあります。最小限必要なコンテンツや機能性について確認した上で、無理のない予算を立てましょう。
ホームページ制作の作業がいったん終わればそれで完結するのではなく、公開後の運用・保守・管理・メンテナンスが必要となりますので、その分の予算も確保します。
納期を設定する
ホームページを製作依頼する際、制作会社に提示する希望の納期も設定します。
「年末が近づく頃に納品してほしい」「来年の春までにはホームページを公開したい」などの漠然とした納期ではなく、「新商品を紹介して集客・売上アップに繋げたいので、○月△日までに納品してほしい」「9月1日から新規事業を立ち上げるので、遅くても8月上旬までには公開したい」といった形で具体的な根拠を示しておくと、希望の納期が明確に伝わりやすくなります。
ホームページを作成するにあたっては、様々な制作工程の手順がありますので、できるだけ納期にはゆとりを持たせておくのが理想的です。
ドメイン・サーバー・ホームページの所有権を決めておく
ドメインとは、インターネット上に公開されたホームページがどこにあるのかを判別するために必要な情報で、WebサイトやブログのURLを構成する要素のひとつです。
- ドメインとは
インターネット上に公開されたホームページがどこにあるのかを判別するために必要な情報で、WebサイトやブログのURLを構成する要素のひとつです。 - サーバーとは
インターネットを通じてユーザーにサービスを提供するコンピュータであり、ユーザーからのリクエスト (要求) や指示を受けて処理した結果を反映する役割のあるコンピュータやプログラムです。
作成したホームページを公開するにはレンタルサーバーやドメインの契約が必要となりますので、その所有者を誰にするのか決定した上で、サーバーやドメインの管理を行います。
これらの所有権をあらかじめ決めておかないと、契約中のレンタルサーバー会社でプランを変更したい時や、別のレンタルサーバー会社に乗り換えたい時に支障が出ることがあります。
ドメインやサーバーの所有権を取得した人は、IDやパスワードなどの重要な情報を紛失しないように厳重に管理しましょう。
過去の実績やポートフォリオがあるか確認しておく
過去直近に手掛けたホームページ制作で、自社が求めるイメージに近いデザインやコンテンツ、機能が搭載されているかを確認しておきましょう。同業他社のホームページ制作実績があるかどうか、複数社で比較しておくことをおすすめします。
デザインからコーディングまで一貫して対応しているか確認しておく
制作会社によってはWebデザインを自社で行い、コーディングやシステム構築・設計・開発を外注するケースもあります。依頼したい制作会社の業務領域やサービス内容について、どこからどこまでの部分を自社で対応しているのか事前に確認しておきましょう。理想は、打ち合わせ・企画・立案・Webデザイン・コーティングまで自社一貫体制で対応できる会社。
ホームページにお問い合わせフォームや予約フォームなどのWebシステムを導入する場合は、システム構築・開発、納品後の運用保守管理などアフターフォローまでワンストップ対応が可能な制作会社に依頼するのが理想的です。
納品後の保証はあるか確認しておく
ホームページ納品前には、動作環境のテストやURLなどの記述ミス、リンク切れの有無など、不具合や間違いがないか入念に確認して修正作業が行われます。
しかし、納品後に、さまざまな不具合や修正箇所が発見されるケースもよくあります。そのような事態に備えて、納品後の保証期間などアフターフォローが万全な体制が整っているかどうか、事前に確認しておきましょう。
運用後の保守メンテナンスは誰が行うか確認しておく
ホームページ完成・アップ後、本格的な運用スタートとなり、ホームページを公開してから行うべきことは山ほどあります。
もしトラブルが発生した際に、社内で迅速に対応できるシステムエンジニアなどの専門スタッフが在籍していない場合は、ホームページの運用保守管理・メンテナンス・更新作業などのサポートが充実した制作会社に一任するのが最善策です。依頼する際には運用保守・メンテナンスなどの費用相場や料金プランについて事前に確認しましょう。
【まとめ】ホームページ制作依頼の流れをフロー図で解説
細かいホームページ制作の全体像【フロー図】
零細・中小企業のWebサイト制作依頼は株式会社アップグレードにお気軽にご相談ください
株式会社アップグレードは、零細・中小企業向けにコーポレートサイト・WordPressサイト・グローバルサイト・採用サイトなど、用途やニーズに応じて最適なホームページ制作を手掛ける会社。
零細・中小企業が抱える課題や悩みに寄り添い、ホームページ企画制作・SEO対策・広告運用・Web集客・運用保守まで一貫して対応できるのが強みです。
企業活性化や販路拡大を目的とした補助金・助成金活用によるホームページ制作にも対応しており、丁寧なヒアリングで最適な施策を提案。
ホームページ制作に関するお問い合わせやお見積りの依頼は、メールフォームにて24時間対応していますので、お気軽にご相談ください。
\ 補助金・助成金を活用したご提案が可能! /